<スペイン11月> サンディアゴ・デ・コンポステラ → マドリード
このスペイン旅行では、国内移動に3回の航空券をネットで予約しましたが、実は今回のサンディアゴ・デ・コンポステラからマドリードの移動手段に苦労しました。
後でわかったのですが、鉄道もあったのです。調べた際には飛行機か、バスしかなかったので、必死に航空券を探しました。
ある日、すごく廉価なRYNA航空のフライトがみつかりました。ただ、時間が夜10時台でマドリード空港には夜11時過ぎというものです。でも、マドリードまで戻れるならと早速購入手続きに。
価格は一人で¥1,450。遅いフライトなのできっと安いのだと思い、早速購入することに。ネットでしか手続きできないので頑張りました。カード決済のパソコン画面では飛行機がクルクル回るところから前にすすみません。仕方なくしばらく放置していましたが、次の画面に移動しません。
仕方なく、前の画面に戻り再度入力してすすみます。しかし、また同じ画面から次に移動していきません。
クレジットカードの認証が出来ないんだ、とカードを変えて再チャレンジ。
ところが、RYAN航空からメールが届きました。英語ですが翻訳ソフトで読むと、どうも購入はできているがオンラインチェックインしなさい、また荷物を預け入れるなら追加料金が必要という内容でした。
ふと気になり、クレジットカードの明細で確認すると次月に請求となっています。しかも2回目の購入も入っています。あわててクレジット会社に引き落とし中止を申し入れましたが、請求先に自分でする必要があると言われました。頑張って、翻訳ソフトで英語にしてメールしますが返信はありません。
ネットでこのRYAN航空について検索すると、ヨーロッパでは有名な格安航空会社だが、よほど英語に堪能しているか、慣れてないとリスクがある。オンラインチェックインしておかないと高くつく、預け入れ荷物もあれば事前に支払った方が安いなどと記載されています。
とりあえず、最初の購入分をオンラインチェックインしてプリントアウトして持参してきました。
結果、6席分トータルは¥10,771となりました。
そして、いよいよ搭乗日の11月22日夜7時過ぎにサンディアゴ・デ・コンポステラ空港に着き、早速とRYNA航空のカウンターへと向かいましたが閉まっています。
ふとインフォーメションの「i」が目に入り、向かうと窓口は空いているのですが無人です。どうしようかと立っていると向こうの方から一人のスペイン女性が来ました。
「RYAN航空に乗る前に確認したいがどこかにないか?」と適当な英語とボディレンゲージで尋ねると、RYAN航空のカウンターを見て腕時計を示しながらもう遅いから閉まっているのような動作。
仕方ないから、掲示板に表示されている搭乗ゲート番号が出るまでカフェで過ごすことにしました。でも、フライトは22:05発のRYR5318ですがまだ出ていません。
ふと、ビルバオ空港の欠航のトラウマがよぎりました。
なるようになると居直ってカフェで座り、スマホとモバイルバッテリの充電できるコンセントを探しました。そして充電している場所が確認できるテーブルに座ると、その2つ隣に先ほどのインフォーションの女性が連れと雑談しています。おそらく忙しくないためインフォーメションの見える場所でお茶していたのでしょう。
しばらくすると、閉まっていたはずのRYAN航空のカウンターが開いているのがいるのが見えました。22時05分発なので、2時間前にカウンターを開けたのかも。
一応、多数の席を予約してしまっているのでキャンセルは出来ないかの確認のために向かいます。2名の若いスペイン人が座っており、プリントアウトしたチェックインチケットを見せて「大丈夫か?」と確認するとスペイン語で「シー」と答えた。「シー」とは英語で「イエス」です。そして、オンラインで他に2つも重複して予約したがキャンセルできないか、と片言の英語などで訴えたが、彼女は同じく「シー」と答えました。こちらは片手で目頭を擦って泣くデスチャーをすると、少し微笑んで同じく「シー」と答えたので、もうこれ以上はダメと諦めることに。
搭乗口ではプリントアウトしたチケットの半分をちぎってそれを返されました。すなわち、搭乗券はそのプリントアウトしたもので、廉価にするために徹底して経費節減しているのでしょう。誤って購入した4席分はどうなったのか気になりますが(笑)
フライトは特にトラブルもなく無事マドリードに到着し、空港からはタクシーでホテルまで移動しました。ホテルの近くになりどう道路工事がありタクシーもバックしましたが、若いドライバーは親切に迂回しながらもホテル前に付けてくれました。料金はたいてい空港からマドリード市内は30ユーロと一律になっています。
深夜に何とかマドリードのホテルに到着できました。